- お葬式の場所
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葬儀の場所としては、自宅・寺院斎場・公営斎場・民営斎場・多目的ホール・セレモニーホール・教会・集会場・自治会館・葬儀場の自社斎場などがあります。
最近の傾向として「案内人・後かたづけ・通夜ぶるまいなど人手がいる」「自宅が狭い・賃貸住宅」「家中の整理・片付けが大変」のような理由から自宅でのお葬式は少ないのが現状です。自宅以外でお葬式を行う場合は、「想定される会葬者の人数に見合った式場の大きさ」
「交通の便」「駐車場のスペース」「宿泊施設の有無」「故人の宗教観を重視したり、遺志があれば優先したりする」「希望するお葬式の格式にあわせる」をポイントとして場所を検討しましょう。
事前相談の大切さ
ご自身のご葬儀をお考えの方。大切な人の葬儀をお考えの方。
皆さまはどのような葬儀をお望みでしょうか?
相談をする前にどのような葬儀を行いたいかイメージしましょう。
イメージしたうえで具体的には下記のような内容を事前相談によって明確化する必要があります。
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Point1
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Point2
- お葬式の形式
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仏教式・神式・キリスト教式・無宗教式など、宗教によってお葬式の形状は異なります。
それぞれの形式によって、必要になることや、必要にならないこともあるので事前に調べておくと良いでしょう。
特に、仏式の場合は宗派も確認しておく必要があります。分からない時は親戚の方などに尋ねて確認しておくと良いでしょう。
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Point3
- お葬式の規模
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参列していただく方の人数と場所(会館等)の大きさ、祭壇、お料理などの数を把握します。
親族中心の密葬にするのか、又はある程度の交友関係までお知らせするのか周囲と事前に話し合っておくことも必要です。
お葬式の規模によって葬儀社の選択も、大規模な葬儀を得意としている葬儀社と、密葬や、家族葬などの小規模な葬儀を多く手がけている葬儀社とでは、費用も異なってくるケースが見られます。葬儀の規模によって葬儀社を選ぶ事が適正価格への近道です。
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Point4
- 葬儀に用意できる予算
- どれくらいの費用をかける事ができますか?葬儀の費用は大きく分けて「葬儀社へ支払う葬儀の基本料金」「葬儀費用以外の必要な費用」「寺院・神社・教会などへ払う謝礼」の3つの費用となります。貯金、保険金、互助会等の積み立てなどを明確にし、ご希望の葬儀にどれくらいの予算をかけることができるのかをあらかじめ把握しておくことは大切です。
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Point5
- 葬儀社の選定
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実際に相談をする葬儀社を決めましょう。
電話で要望を伝え相談することもできますが、その葬儀社が地域独特の葬儀事情・土地柄・宗教慣習に詳しいかどうかなど、電話ではなかなか伝わりにくいこともあるため、電話で打ち合わせの日時を決めたうえで、実際に直接葬儀社の担当者と会い要望を伝え相談されることをおすすめします。
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Point6
- 事前相談をうまく行うには
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1~4の内容に沿ってご自分の考えをあらかじめ整理したうえで行うことが大切です。
こちらの考えを伝え、有意義な話し合いができる事できっとご自身の精神的負担も少し和らぐことでしょう。